当院では予防のお手伝いをしております。-予防こそ最高の医療です- |
●歯は生きている宝石です
あなたの歯はなぜ生きている宝石といわれるのでしょうか?それは、歯が解剖学的にみても、機能的にみても本当に美しい形と構造をしているからです。硬さは水晶と同じといわれます。歯は骨と歯肉に支えられて血液から栄養をもらって生きているのです。
28本がお互いにしっかり噛み合う形をして、一生あなたの健康維持のために食物の機械的消化をしてくれるのです。健康な歯は、あなたの美しい笑顔と健康の原点になっているのです。 |
歯は生きている宝石
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●あなたの歯は傷んでいませんか?
あなたのお口を開いてちょっと鏡で見て下さい。
歯科治療を受けたことが一回もない歯が何本あるでしょうか?つめ物や冠のかぶっている歯が沢山あると思います。また、ある人では、既に何本も歯を失って義歯が入っているかもしれません。 |
美しい前歯
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●つめ物などの一本もない永久歯列は夢でしょうか?
多くの患者さんのお口を見ても、一本もつめ物などのない永久歯列はほとんどありません。患者さんは、歯の病気で来院するのだから当然かもしれません。小学校の校医として、15年間検診を続けてきましたが、健康な永久歯列をもった児童はいませんでした。原因は初期のムシ歯と検診されると、学校から治療勧告書が出され、近所の歯科医院ですぐにつめ物をしてもらうからです。 |
健全な上顎の歯列 |
●金など高価なつめ物でも天然歯より弱い?
高価な金や陶材などを使ってつめ物やかぶせ物をした歯でも残念ながら天然歯と比べて弱いのです。なぜなら必ずつぎ目があるからです。天然歯はつぎ目のない硬いエナメル質で被われているから人工物よりはるかに強いのです。でも放っておくと天然歯でもムシ歯や歯周病になってしますのです。だからつぎはぎ修理をした歯は放っておくと、ムシ歯になっていきます。 |
健全な下顎の歯列 |
●ムシ歯につめ物などしない方が良いのでしょうか?
象牙質まで達してしまったムシ歯は止むを得ずつめ物をします。もしエナメル質に限られた本当に初期のムシ歯であれば、
(1)ムシ歯の危険度を調べるダ液テストを行って、危険なことがわかった場合はつめ物をしますが、安全なことがわかった場合はフッ素やシーラントで予防します。
(2)必ず定期的(3ヵ月以内に1回)にメインテナンスを受ける。(定期検診)
今では初期のエナメル質のムシ歯は予防処置と定期検診ですむ事もあります。 |