正しい予防習慣をつけましょう

ムシ歯と歯周病の予防は、歯をいつもきれ いにしておくことですが、自己流でやって いると歯の裏や奥、歯と歯の間に磨き残し が多くて、ムシ歯や歯周病の原因になります。正しい用具の選定と使い方を身につけ ましょう。


ムシ歯や歯周病は、口の中にいる細菌が引き起こす感染症です。感染初期は、自覚症状がありません。専門家にチェックしてもらい、早期発見、早期予防が大切です。

口腔内細菌の動きのわかるビデオ
あなたの歯に歯垢がついている状態を知るために、歯に赤い液体の染料を塗ります。水洗後、赤く残った部分が歯垢です。歯の清掃がうまくできない方の多くは、歯と歯の間、裏面、奥の部分に歯垢がついています。それを取り除かなければなりません。上手な取り除き方を、歯科衛生士がお話します。

歯の清掃道具と上手な使い方
歯磨き粉の害について
清掃道具には
1.歯ブラシ
2.デンタルフロス(糸ようじ)
3.歯間ブラシの3種類あります。
 組み合わせて使用すると効果が上がります。
1.ハッカが入っているのでスッキリ感があり充
 分磨けていないのに良く磨けたと錯覚する。
2.発泡剤が入っているのでどの部分を磨いてい
 るのかわからなくなる。
3.研磨剤が入っているので(歯磨き粉の65%)
 歯が削れてしまう。
4.体に有害な合成界面活性剤が入っている。

歯ブラシの選び方
歯ブラシの上手な使い方
1ネックが細いほうが、下顎の前歯や奥歯の
裏側が磨きやすい。
2 植毛部が小さいほうがよい。
毛は硬すぎないナイロン毛のものがよい。
3 ここの厚さが薄い方が良い。
(厚いと頬の奥側に入らない)
歯ブラシの柄を、鉛筆を持つように持ちま
す。上の歯の場合は毛先を上にして、下の
歯の場合は毛先を下にします。それぞれ毛
先は歯肉に対して45度の角度を保ちます。
毛先が歯と歯肉の境目に当てるようにして、
細かく振動させます。
(大きく動かさないこと)

歯間ブラシの上手な使い方
1 歯間ブラシは、ブリッジ(固定式義歯)の入っている方
や歯肉が下がった方に適しています。
太さのサイズ(SS,S,M,L)が各種市販されています。
歯間に無理なく入るものを選んでください。

2 歯肉を傷つけないように注意し、まっすぐ歯の間に挿入
し、前後に動かしますが、片側の歯づつ磨くようにします。

3 歯間ブラシの先端部を曲げて使用する場合があります。そ
の際は合成樹脂部分から曲げてお使いください。針金部分か
ら曲げると使用中に折れる場合があります。

フロスの上手な使い方
「フロス(糸ようじ)」
1 フロス
(ケースから引き出して使います)
2 20cm位の長さにフロスを切り、
輪にします。(親指を除いた4本の
指に一巻きする程度の長さ)その輪
を両手の薬指、中指、小指を使って
持ちます。
3 親指と人差し指でフロスを挟みピ
ンと張ります。
4.5 そして歯と歯の間にいれます。
(ノコギリを引くようにそっと前後
に動かすと入ります)フロスを痛く
ない程度に歯肉にふれる位置で、歯
面を上下にキュッキュッと音がする
まで歯面をこすり歯垢(プラーク=
細菌)をこそげ取ります。

「棒状器具についたフロス」
1 弓の弦のように張ったフロスは、
できるだけピンと強く張ります。
2 使い終わったら使った部分を切
り離し、新しく弓の先端から柄の
部分に内蔵されているフロスを引
き出し弦のように張り、柄との
ジョイント部分に差し込みます。
唾液テスト
3 ゆるめにしておいたネジ式の
ジョイント部分を回転させ締める
と、挟んでおいたフロスがピンと
張ります。
4 使い方はサークル方と同じで
す。
唾液の検査でその人がムシ歯に
なりやすいかどうかを判断しま
す。その判断をもとに、その人
に適したムシ歯予防の方法をお
話し、また処置をします。