最新の手術用顕微鏡を入れ治療効果を高めました。
以前から脳外科や、眼科、形成外科、心臓外科等の細かい手術に手術用顕微鏡が使われてきましたが、最近になってやっと歯科でも手術用顕微鏡が使われるようになりました。
先日ハワイの学会でも公表されましたが、アメリカでは、治療効果を上げるために手術用顕微鏡の導入が進んでいて、歯の神経の治療をする専門医の95%が使っているとのことです。 |
手術用顕微鏡は次のような症状の歯の処置をするときに使用します。
1.歯の神経の治療(歯内療法)の時
2.ムシ歯の穴を削る治療の時
3.歯石を除去する時
4.冠や詰め物の細部を調整する時 |
| 1. 歯の神経の治療(歯内療法)の時 |
| 今までの歯の神経の治療は暗いトンネルのなかで手探りで治療しているようなものでした。照明のついた顕微鏡のおかげでトンネルの中が明るくなり患部を4〜20倍に拡大して見ることができ、感染源や異物の除去がとても容易になりました。 |
| 2. ムシ歯の穴を削る治療の時 |
ムシ歯の穴の大きさはせいぜい1〜5mm位のものです。これを顕微鏡で診ますと、それが、4〜20mmもの大きさになり、明るく大きくみえるので、ムシ歯の取り残しや、削りすぎになることがなくなりました。 |
| 3. 歯石を除去する時 |
| 歯科衛生士が患者さんの歯石をとるときも、顕微鏡を使用します。特に歯肉の下にある歯石は、光が届かないので暗くて見にくかったのが、これからは歯石がはっきり見えるので、きれいに取れるようになりました。 |
| 4. 冠や詰め物の細部を調整する時 |
小さな詰め物や冠は、精密に加工される部分があり、当院には技工専用の顕微鏡があります。このほかプラーク(口腔内細菌)をチェックする、位相差顕微鏡と今回入れた手術用顕微鏡とあわせて3台の用途別の顕微鏡を使用して治療の効果を上げています。 |