歯周病は歯を支える歯槽骨も溶かします。
歯周病は歯肉だけの病気だと思われがちです。じつは歯周病は、あなたが知らない間に、歯を支える歯槽骨を溶かし歯を保持できないようにしてしまう病気でもあるのです。
歯周病の世代別の罹患率は、10代で40%、20代で60%、40代で90%以上といわれています。日本では80歳までに23本の歯を失うというデータがあります。その原因のほとんどが歯周病なのです。
この病気は自分で気がつきにくく、重症になってから歯科医に診てもらうケースが、ほとんどです。初期のうちに治療ができる定期的な予防検診を受けたいものです。そうすれば一生健康な歯を保つことができます。

ご自分で、できる歯周病の診断方法
1歯肉が腫れるところがある 5口臭が強いといわれたことがある
2歯肉から血や膿がでることがある 6朝、口がネバネバする
3歯が長く見える 7歯の付け根がしみる
4歯がぐらぐらする 8歯並びが悪くなった

ご注意!
歯周病は全身疾患の原因となる危険な病気であることがわかってきました。
40代の日本人は、その90%が歯周病にかかっていると言われています。
最近の歯周病の研究でわかったことは、歯周病が呼吸器系の疾患や心臓病などの疾患の原因になる危険な病気であるということです。

驚くことに、中程度の歯周病の総炎症面積は手のひらの大きさになります。

歯周病の炎症が起こると、プロスタグランジンという成分が体内に生産され、それが体にさまざまな悪影響をもたらします。
アメリカのニューマン博士の研究によりますと歯周病が原因の全身疾患の罹患傾向は・・
1.心臓病の罹患率は25%も増えた
歯周病のある人は無い人に比べて心臓病にかかる率が25%も多い。
(1万人を対象に14年間にわたって調査をした結果)




2.歯周病を治すと早産の危険は18%も少なくなる。
歯周病になっている妊婦は早産する危険率が高くなります。歯周病でない人と比べて7.5倍も高いとされています。これは禁煙や飲酒の害の2倍以上の危険度です。


3.呼吸器系疾患を増加させる。(肺炎の原因となる)

4.糖尿病患者の血糖値のコントロールが難しくなる。
歯周病はほぼ100%予防できます。
歯の手入れをしっかりやりましょう。また定期的に歯科医師による予防検診を受けましょう。全身疾患の誘因となる歯周病を無くしましょう。

歯の痛みについて目次