<1998年8月>

私達は次の様な事に気を配っています。

歯の神経の治療を受ける時、歯にゴムのカバーをかけてもらった事がありますか?
◆ムシ歯が進行すると、歯の神経(歯髄)にまで感染してしまう事があります。とてもひどいズキズキした痛みを伴い、夜も眠れない程です。
このようになってしまうと、神経をとってしまうしかありません。
◆また、以前に神経をとってしまった歯が痛みだすこともあります。
この場合には、神経をとった後の管(根管)が感染しているので、消毒しなければ治りません。
どちらの処置も口の中で行うので、ダ液や細菌から感染しないようにしなければキケンです。
◆また、細い小さな針を使って、神経のあった管(根管)を掃除する時、器具を落として飲み込んだら大変です。
◆強い消毒剤を使う事もあるので、口の中で舌や頬に薬が触れると、やけどをしてしまうかも知れません。
でも大丈夫です。ゴムのカバーをかけて、治療する歯だけを外にだして、口から隔離してしまう方法があるからです。
この方法だと、こんなキケンな器具や薬を使っても安心です。又、神経の管(根管)がダ液や細菌で感染する恐れもなくなります。


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<1998年9月>

乳歯のムシ歯は親がつくる
<乳歯が生え始めるのは生後6か月から>

*出生時には赤ちゃんの口には歯がまだありません、これは母親のお乳を吸うので母親の乳首を傷つけないためとも言われています。乳歯が生え始める頃ちょうど離乳食になります。この頃から、ムシ歯菌が活躍し出します。

*離乳食の頃ムシ歯菌は親や兄弟の口から移ります。もし親や兄弟がムシ歯を放置していたり、歯の手入れを充分していないと口移しや同じスプーンを使うことで、多くのムシ歯菌が赤ちゃんに移ることになります。

*ムシ歯菌が多いと当然ムシ歯になりやすくなります。

<乳幼児向けドリンク類>

*スポーツイオン飲料や果汁など乳幼児向けドリンク類が売れているそうですが、飲ませ方に注意して下さい。

*スポーツイオン飲料や100%果汁ジュースのpH(水素イオン指数)は3〜4と低く(酸性)長時間口の中にあると歯を溶かす危険があります。

*歯のエナメル質はpHが5.5以下になるとリンやカルシウムが溶け出します(ムシ歯になります。)

*哺乳瓶でスポーツイオン飲料や果汁ジュースなど乳幼児向けドリンク類を飲ませ続けると口の中が長時間、酸性の状態になりムシ歯ができやすくなります。

乳歯の時から一生自分の歯で!親の責任重大です。

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<1998年10月>



第11回ハハ歯の会の集いを10月3日(土)に開催する事になりました。


今回の講演は、東京医科歯科大学教授の藤田紘一郎先生に「健康を取り戻そう-原始人健康学-」というテーマでお話ししていただく予定です。どうしたら日本人が本当の健康を取り戻せるか、栄養学に焦点を合わせその方策を探り、同時に、寄生虫感染症がどのようにしてアトピーや花粉症などのアレルギー病発症を抑えるかについてお話しして下さいます。多数のご参加をお待ちしております。

日時平成10年10月3日(土)
プログラム3:50 開場
4:00 ハハ歯の会 総会
4:10 ミニ講演「予防こそ最高の医療ですァ」 西村 清
4:30 講演会「健康を取り戻そう-原始人健康学-」
    東京医科歯科大学教授  藤田 紘一郎先生
6:00 懇親会
場所浦和伊勢丹7階クローバールーム(とんかつ和幸隣)
会費2,100円(懇親会費を含む)


歯のドックってないの?

人間ドックはあるのに、何故、歯のドックはないのでしょうか?あります。では何を調べるのでしょうか。

(1)あなたの歯が並んだ状態の写真を上、下、正面と左右5枚撮ります。これはあなたに、自分の歯を見やすく分かりやすく説明するためです。

(2)あなたの歯の型を上下とり、咬み合わせの診断用の機械(咬合器)につけて咬み合わせの診断をします。

(3)あなたの歯を全部、18枚のレントゲン写真で撮ります。これで、歯の中の神経の病気、初期のムシ歯、歯周病、歯を支えている骨の状態が分かります。

(4)咬み合わせのバランスを調べます。薄いフィルムを咬んでもらって、それをコンピューターで分析して咬み合わせのバランスや力の大きさを分析します。

(5)顎の動きを分析して、顎が正しく開閉してるかを調べます。顎関節症の診断に使います。

以上を約1時間かけて診査します。

歯のドックでわかること

*診断結果*

(1)ムシ歯とその進み具合
(2)歯周病とその進み具合
(3)過去の治療と結果の良し悪し、
   再治療の必要性の有無
(4)顎の関節の異常の有無

以上の事が診断されます。
しかしこれは、人間ドックと同じように健康保険ではできないのです。


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<1998年11月>



市民の医療ネットワーク埼玉が推せんする
「信頼できるお医者さん」の条件
(1)薬を出しすぎたり、やたらに注射をしない。
(2)薬や検査について、きちんと説明してくれる。
(3)こちらの訴えをよく聞いてくれる。
(4)気軽に相談ができ、病気について親切に説明してくれる。
(5)自分が手におえないとき、責任を持って専門医を紹介してくれる。
(6)緊急な場合、電話などで適切な指示がなされる。
(7)歯科医の場合は、治療方針や費用を説明し、患者の選択にまかせる。
ここに選んだお医者さんは「患者との信頼関係づくり」を大切にする姿勢を持った方たちです。

あなたの信頼のおかげで
西村歯科クリニックも選ばれました
とても感謝しております。ありがとうございました。


FBIがあなたの歯を守る

ムシ歯や歯周病は口の中にいるバイ菌が起こします。
これらのバイ菌を減らして活動できないようにすることをプラークコントロールといいます。
一日一回の徹底的なプラークコントロールが大切ですが、このプラークコントロールを効果的におこなえるようにするのが、FBI方式です。

F はフロス、Bはブラッシング、Iはイリゲーション(フッ素などによるうがい)で、このF-B-Iの順にお手入れをおこなうと大変効果があります。

F  フロスを歯と歯肉の間までいれて、歯の表面にそって3〜4回上下にゴシゴシこすります。これを全部の歯におこなうので、最初にやるのです。右上奥歯から左へ、次に左下へなどと順序を決めておくとよいと思います。歯と歯の間がすいている方は、歯間ブラシでもよいと思います。
B 歯ブラシや歯間ブラシで歯と歯肉の境目についているバイ菌をとります。決して力を入れないで、歯ブラシを振動させるように使います。
I 薬用うがい薬で、フロスやブラシを使った後、うがいをします。うがい薬の代りにフッ素入りジェルを塗る方法も良いと思います。

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<1998年12月>

あなたのお口の健康は3本の足で支えられていますか

あなたのお口の健康がカメラだとすると、このカメラを安定させるには3本の足、三脚が必要です。

●1本目の足はFBIと呼ばれる、あなたが毎日行う予防です。
F(フロスを使うこと)B(歯ブラシを使うこと)I(フッ素などのうがい)の3つは、口腔内の悪玉細菌をやっつけるために大切です。
24時間に1回しっかりとした細菌のコントロールができていれば、ムシ歯も歯周病もおこらないはずです。


●2本目の足は、メインテナンスの時に歯科医院で行う、専門的な予防処置です。(クリーニング)
自分で取りきれなかった細菌を歯科衛生士がきれいにして、ムシ歯や歯周病の専門的な予防をします。



●3本目の足は、最小限の歯科治療です。
もちろん、治療しないで健康な歯のままでいられれば、一番理想的です。

●3本足で立っていても、地面が砂地であればカメラは安定しません。硬い地盤が必要です。
これが
あなたの診査診断の記録に相当します。

しっかりとした、客観的なデーターの上に立った3本足ではじめてあなたのお口の健康は守られます。

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