<2000年1月>
甘いおやつは本当にいけないか

ストレスがあるとムシ歯になる
ムシ歯ができるとお菓子は必ず犯人にされますが本当にそうでしょうか。
ムシ歯予防のためには甘いお菓子を控えさせることはもちろん大切です。しかし、過剰に神経質になって禁止することは、お子さんに精神的なストレスを与え健全な精神の発達に悪影響を与えます。それだけでなくストレスがあると、唾液がでなくなり逆にムシ歯ができやすくなってしまいます。悪いのはお菓子ではなく、お菓子の与え方、すなわち、適当な量と時間を決めることです。
お菓子の糖は大丈夫?
お菓子にはムシ歯をつくる糖があり、できれば、糖分を減らしたいし、でも子供の健全な精神発達のことも考えると、どうしたら良いでしょう。
おやつとしてお菓子を与える場合、食べる時間を決めることにより、子供はその時間を楽しみに待つようになります。でも、だらだらと食べさせるのでなく、適当な量を食べたらおやつの時間を終わりにしましょう。
ムシ歯になりにくいお菓子
お菓子の成分の中に、甘味料として糖(ショ糖)ではなくムシ歯を誘発しない甘味料が入っているものが良いでしょう。たとえば次のようなマークが入ったものはムシ歯をつくりにくいといわれています。

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<2000年2月>

緻密に作られた義歯(入れ歯)は、
ほぼ完璧に歯本来の役割を果たします

義眼で物を見ることはできませんね。義足や義手も、まだ手足と同じようにはいきません。現段階では、失った機能をもと通りには回復できないのです。でも、義歯はどうでしょう。咬むこと、話しをすること、外観を元通りにすることなど、失った機能や、美しい口元を見事に回復してくれるのです。義歯を大切にしましよう。当院は緻密な義歯つくりを実行しています。
義歯は高級な器具と同じです

もしあなたが何万円もする高級な茶碗をもっていたら、おそらく毎日は使わないでしょう。たまに使ってもピカピカに磨いて大切に保管するでしょう。歯は毎日使う高級な器具ですが、口の中にあるので見えにくいせいか手入れが粗雑になりがちです。ほかの歯のためにも手入れをしてピカピカにしておきましょう。

素晴らしい義歯の働き

義歯は咬み合わせを回復することができます。義歯を入れないと、残っている歯だけで全ての歯の咬み合わせの力を負担することになります。もし28本あった歯が、半分の14本に減ってしまうと、咬む力を、その14本で受けとめなければなりません。残った14本の歯は今までの倍の力を受けることになり、摩耗や破損の危険が多くなります。義歯が入っているとこの危険を回避できます。義歯は弱い若木にそえる支柱と同じ動きをしてくれるのです。

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<2000年3月>

入れ歯は、使っているタイヤのようにすり減っていきます。
入れ歯は5〜7年毎に調整すれば再び快適に使えます。

入れ歯(義歯)は使っている間に、咬み合う部分(歯先)が減っていきます。入れ歯の歯先は5〜7年ほどで再調整をしなければなりません。歯は1回の食事毎に500回ほど咬み合わせます。1日に3回食事をするとして、1日1500回、1年間には、54万回にもなります。歯にかかる力はご自分の体重程度ですから、水晶のように硬い歯でも、咬み合う面が年とともに減っていきます。入れ歯の歯先がうまく食物をかみ砕くことができなくなります。また咬み合わせの悪さから顎の関節を悪くすることにもなります。でも、5〜7年毎に歯先を新しくすることで再びよく咬めるようになり、顎の関節も正しい動きになります。この再調整は入れ歯全部をつくり直さなくても済みますので経済的です。
あなたは合わなくなった洋服を着つづけますか?
合わなくなった入れ歯を使い続けていませんか?

入れ歯の支持部(歯肉の上に乗る部分)の内面(粘膜面)も、やはり5〜7年で合わなくなります。合わなくなった入れ歯を使い続けていると粘膜面の下の骨が変形して顔付きまで変わってしまいます。しかし、粘膜面に接する内面を作り直せばぴったりとあった入れ歯になります。5〜7年毎に再調整しましょう。他の歯科医院で入れ歯になさった方も当院にご相談ください。ぴったりとした入れ歯に再調整、または作り直します。

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<2000年4月>

第14回「ハハ歯の会」講演会のお知らせ
演題:中高年からのハイキングと安全登山入門
近年、中高年の方々にハイキングと登山が親しまれるようになりました。その人口も年々増加しています。それとともに、十分な勉強や準備をせずに登山される方が多くなり、事故や遭難が増加しています。そこで今回は、ヒマラヤ登山など豊富な登山経験と高度な登山技術をお持ちの福島正明先生(遊歩登山学校校長)をお招きし、安全に登山を楽しむ方法をお話していただくことにしました。
日  時4月22日(土)PM4:00より
場  所7Fクローバールーム
講  師遊歩登山学校 福島正明先生
会  費2,100円

歯周病は歯を支える歯槽骨も溶かします。
歯周病は歯肉だけの病気だと思われがちです。じつは歯周病は、あなたが知らない間に、歯を支える歯槽骨を溶かし歯を保持できないようにしてしまう病気でもあるのです。
歯周病の世代別の罹患率は、10代で40%、20代で60%、40代で90%以上といわれています。日本では80歳までに23本の歯を失うというデータがあります。その原因のほとんどが歯周病なのです。
この病気は自分で気がつきにくく、重症になってから歯科医に診てもらうケースが、ほとんどです。初期のうちに治療ができる定期的な予防検診を受けたいものです。そうすれば一生健康な歯を保つことができます。

ご自分で、できる歯周病の診断方法
1.歯肉が腫れるところがある
2.歯肉から血や膿がでることがある
3.歯が長く見える
4.歯がぐらぐらする
5.口臭が強いといわれたことがある
6.朝、口がネバネバする
7.歯の付け根がしみる
8.歯並びが悪くなった

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<2000年5月>

ご注意!
歯周病は全身疾患の原因となる危険な病気であることがわかってきました。
40代の日本人は、その90%が歯周病にかかっていると言われています。
最近の歯周病の研究でわかったことは、歯周病が呼吸器系の疾患や心臓病などの疾患の原因になる危険な病気であるということです。

驚くことに、中程度の歯周病の総炎症面積は手のひらの大きさになります。

歯周病の炎症が起こると、プロスタグランジンという成分が体内に生産され、それが体にさまざまな悪影響をもたらします。
アメリカのニューマン博士の研究によりますと歯周病が原因の全身疾患の罹患傾向は・・・
1.心臓病の罹患率は25%も増えた
歯周病のある人は無い人に比べて心臓病にかかる率が25%も多い。(1万人を対象に14年間にわたって調査をした結果)


2.歯周病を治すと早産の危険は18%も少なくなる。
歯周病になっている妊婦は早産する危険率が高くなります。歯周病でない人と比べて7.5倍も高いとされています。これは禁煙や飲酒の害の2倍以上の危険度です。


3.呼吸器系疾患を増加させる。(肺炎の原因となる)

4.糖尿病患者の血糖値のコントロールが難しくなる。
歯周病はほぼ100%予防できます。
歯の手入れをしっかりやりましょう。また定期的に歯科医師による予防検診を受けましょう。全身疾患の誘因となる歯周病を無くしましょう。
予防検診をおこなっています。お気軽にどうぞ。

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<2000年6月>
予防検診の必要性
ほとんどの人が、歯が痛いとき、腫れたとき、つめ物がとれたときなどに歯科医院へ駆けつけます。しかし、この症状(一種の手遅れ)になってから医院へ行くのは、あなた自身にとってよいことではありません。症状が悪化していますから、治療時間が長くなり費用の負担も大きくなります。これを避ける方法は、予防検診(定期検診)を受けられることです。少ない費用で、歯周病、ムシ歯の予防ができ悪化も防げます。

Aさんの、右下奥歯の診療歴
(どんな時に歯科医院へ行ったのか?)
つめ物がとれて少ししみた時
Aさんはアメをうっかり咬んでしまい、銀のつめ物がとれてしまいました。穴があいてしまい、少ししみるのようになったので、近所の歯科医院でセメントをつめる応急処置を受けました。その後、仕事の忙しさにまぎれてそのままにしておきました。
その1年後に激痛に見舞われた時
Aさんの歯につめたセメントは、とれて時々しみましたがすぐ痛みが止まるので、大したことにはならないと、放っておきました。しかしある日猛烈に痛くなり、仕事ができなくなり、また近くの歯科医院に飛び込みました。診断で歯の神経が腐っているので神経をとるといわれ、その処置を受けました。その結果、痛みは止まりました。そこで、また仕事が忙しかったので通院しなくなりました。
さらに1ヶ月後にひどい腫れが生じた時
歯の神経をとってもらってから1ヶ月後、急に顔が変形するほど腫れあがりました。神経をとった歯の根の先が化膿したことが原因でした。膿を取り除く処置と薬で1週間後に腫れがひきました。
Aさんは、こんなつらいことを繰り返す愚かしさに気がつき、今は当院の定期検診(年2回)を受けておられます。
予防検診をおこなっています。お気軽にどうぞ。

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