<2002年11月>

当院では、痛み止めの注射液を体温と同じ温度にする器具を使用しています。これも痛みをなくすための工夫の一つです。


 痛み止め(麻酔注射)の注射液は使い捨てのガラス製の容器(カートリッジ)に入っています。冬季、室内の気温が下がっている時に注射液をそのまま使用すると、注射液温が体温より低いので痛みを強く感じてしまうことがあります。でも注射液を体温と同じ温度にして使うと痛みが軽減されます。加えてコンピュータで痛みを感じさせないように注射液の圧をコントロールする器具「ワンド」を併用しますので安全で痛みの少ない麻酔注射ができます。

当院では、治療中の患者さんの身体の状態を 常に計器で見守って安全に治療を進めています。

 当院では治療中患者さんに、「胸がドキドキする」「怖い」「気持ちが悪くなった」等と率直に言ってもらい、適切に対処するようにしています。  しかし異常を患者さんが自覚し医師に訴える前に、いち早くそれを把握して対処することがもっと大切です。  そこで患者さんの身体の状態をつかめる情報(脈拍、血圧、動脈血中の酸素量など)を常時、計器で見ながら治療しています。下の写真がその計器「生体情報モニターBP88」です。この計器の画面に情報が刻々と表示されていきます。これで、万一患者さんの体調に異常が生じても事前に察知できますから、早く的確な対応ができます。患者さんに安心して治療を受けてもらえる工夫です。

 この機器は、特に高齢者や高血圧症、心疾患等をお持ちの方に安心して治療を受けていただく装置の一つだと考えています。また治療中に緊張で呼吸回数が少なくなり動脈血中の酸素の量が欠乏する方がおられますが、この機器を使っておりますので、危険な状態になる1分前に異常を予測し対処できます。安全に治療を進める機器です。

定期検診を行っています。お気軽にどうぞ。

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