<2004年3月>
当院では、5年前から歯の冠を被せる際に、以前の5倍も長持ちする新しい歯科用接着セメントを使っています。


新しい歯科用セメントの特徴

この接着セメントの特徴は、歯と冠(金属)の両方の面にしっかり接着させる性質がある点と唾液に溶け難いという点です。したがって隙間ができず、そこからムシ歯になることが少ないのです。このレジン系接着セメントは、従来のセメントより5倍以上長持ちするという大きな長所があります。難点は、冠の装着時に出る余分なセメントの除去が難しく、材料が高価なことです。


以前に使っていたセメントの短所

5年以上、口の中に入れておくと歯と金属の境目のセメントが少しずつ溶け出して隙間ができます。冠や詰め物をはずしてみると右の写真(矢印部分)のようにセメントの融けだした跡が茶色く変色しているので分かります。岡山大学予防歯科の調査で古いセメントを使った歯のほとんどが7〜6年で再治療していることがわかります。それはセメントが融けて、その隙間からムシ歯になったことが原因なのです。

定期検診を行っています。お気軽にどうぞ。

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